本を読んだ話。

借地・借家法

ひさびさの更新です。 この前、新聞を読んでいると、星野英一先生がお亡くなりになったそうです。 先生は、私が大学に入る頃は、すでに退官されていたので直接教えを受けることは残念ながらありませんでした・・・・。 ただ、私が信濃町の某会社にいるとき先…

模範六法

ひさびさの更新です。 最近公私とも、よくない風が吹いているようです。 家に帰ってきてもブログを書く気力体力がありません・・・・。悲しいことです。 でひさびさの法律ネタ。 最近、仕事関係の出先で法律の条文を参照したいことが多いわけです。昔は、ち…

最高裁回想録 藤田宙靖先生

こんばんわ。 ひさびさの尊敬すべき法律学者シリーズ。 行政法の藤田先生です。藤田先生というかたは、ずっと東北大で教えられていたので、私は直接習う機会はありませんでしたが、立派な先生だと聞いていました。 最近まで最高裁判所裁判官を努めておられま…

「ガロアの生涯」

<font size="3"> ということで夏ばて気味のミラーであります。なかなか更新する気力体力がありません。オリンピックもあんまり見ず、早寝をしております・・・・。 たまの数学ネタ。 ガロアという数学者は、楕円関数論とか群論で有名な数学者。であると同時に革命家でもあっ</font>…

「英文標準問題精講」

実は、先週いっぱい仕事上の大けなプロジェクトがあったのですが、おかげさまで一段落しました。心身共に余裕ができたので、久々の更新。これからは、ちょっと頻度を上げてきます。 ということでひさびさの懐かしの参考書シリーズ。 今回は英語です。 有名な…

「強制連行の企業責任」

ちょっこし疲れ気味のミラーであります。 まー、ただ、相場のほうは若干回復気味でよいことです。 先々週の話。駒場以来の親友であるМ氏からメールが来ました。古庄正先生がお亡くなりになってしまわれたそうです。 古庄先生と私が初めてあったのは、199…

「若者よ マルクスを読もう」

ということで、相場の上では気息奄奄のミラーであります・・・・・。ブログの更新もかなり滞りがちのミラーです・・・・・。 まー、困ったら人間原点に戻る。ひさびさのマルクスネタ。 この本は、内田樹先生と、石川先生という方の共著。 内田先生は、このブ…

外村大「朝鮮人強制連行」

ということで早くも泥酔しているミラーであります(いつもやんけ) ひさびさの半島系ネタ。 まー、最近、本屋さんで見っけた本です。まー、こういった本っていえば、 「日帝支配の極悪非道」⇒「日帝打倒」みたいな流れか さもなくんば「強制連行はうそ」とい…

遠藤比呂通先生「人権という幻」

こんばんわ。 というふことで、今日は、憲法記念日であります。 一国民として、日本国憲法の意味をふかぶかと考え、人権や我が国民主政の行く末といったことについて、考えを致すべき日であります。 で、ひさびさの憲法本。 この本の著者の遠藤先生というか…

水町勇一郎著「労働法入門」

ということで今日はめでたいメーデーでありました。 残念ながら、私はもはや未組織労働者でありますので、組合にも加入していませんし、メーデーにも参加せず、仕事をしておりました。 で、たまさか労働法の本。 元労働組合ダラ幹であるにもかかわらず、最近…

吉本隆明「「反核」異論」

先日3月16日に、吉本隆明さんがお亡くなりになったそうです。 ご存じのとおり、吉本さんといかたは、1960年の安保闘争において、当時の全学連主流派とともに大きな役割を果たした方です。 みなさん御存じのとおり、安保闘争の敗北後、左翼勢力のなか…

「1日1題 現代文」

だいぶん久々の更新であります。 幸か不幸か仕事のことでかなり頭が占有されてしまっています・・・・。 で、ひさびさのなつかしの参考書シリーズ。本屋でいまでもこのシリーズが売っていることを知ってうれしくなりました。 見開き2ページの問題集で、全部…

「1Q84」

ということで、最近疲れ気味のミラーであります。 ブログの更新頻度も著しく落ちています。嘆かわしいことです。 で、一昨日の話。昼ごろから一天 にわかにかき曇り、雨と風が激しくなりました。 「まー、いずれやむんじゃないの」と呑気に考えていたミラー…

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかっのか」

ひさびさの格闘技ねた。 かなり刺激的なタイトルの本です。 木村政彦先生というのは、戦前に全日本選士権3連覇、天覧試合優勝という偉業を成し遂げた、不世出の柔道家です。 ただ、もっと有名なのは、昭和29年に、力道山とプロレスの試合をして負けてしま…

「スティーブ・ジョブズ」

こんばんわ。おいたをする同業者(まったく縁はないけど)がいると大変です。うまい棒でいうと、200億本分くらいが、闇に消えてしまったそうです・・・・・。計算によると200億本のうまい棒を食べつくすためには、わたしの余命が50年として、寝食を…

ベッカリーア「犯罪と刑罰」

実は、先週から風邪をひいていて、ブログを更新するほどの気力・体力がなかったのですが、今日かなり復活したので、更新します・・・・・。 今日、さる有名な事件で高裁で死刑の判決を受けた被告の上告を棄却する判決が最高裁でありました・・・・。厳密に言…

「東京大学の歴史」寺崎昌男著

おつかれさまであります。 最近話題なのが、東大が「9月入学」をいいだしたことです。 まー、賛否両論いろいろあるようです。 わたしとしては、そもそもなんで、いままで4月入学だったんやと思いひもといたのがこの本。 そもそも衝撃の事実なのですがもと…

クロポトキン「ある革命家の思い出」

ちょっこしブログ更新が滞りがちのミラーであります。 そういえば、この前広島刑務所さんで脱獄事件がありました。 そこで思いだしたのがこの本。 クロポトキンというかたは、有名なアナキストであります。 帝政ロシア時代に活躍した人なのですが、もともと…

浄土真宗本願寺派 阪神・淡路大震災の記録

いまから17年前の今日、兵庫県南部地震が午前5時46分に起こったわけです。 それによって、6000人以上の方がお亡くなりになることを初めとする阪神・淡路大震災が引き起こされたわけです。 この本は、本願寺派が被災状況、救助活動、復興についてま…

井上薫「原発賠償の行方」

原発の本。著者の井上さんという方は元裁判官。裁判所にいるときから、いろいろ本を発表されていました。まー、ミラーとしては、賛成できないこともありましたが、井上さんというかたは、法理論をなにより重視するかたのようです。 この本で井上さんがいいた…

嘉納治五郎著作集

ということで今日は柔道ネタ。まー、ここでいうだに恥ずかしい事件があり、ミラーとしては「柔道とはなんぞや」「柔道家はどうあるべきか」ということを考えてみたくなったのです。(別に私は柔道をやってたわけではないが・・・) まー、やはり、迷ったとき…

「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」

河北新報さんは仙台を中心として東北六県を販売エリアとするブロック紙。 この本は、このたびの震災のなかでの河北新報の活躍が描かれています。 河北新報では、沿岸部の販売店が被災したり、組版用のサーバーが転倒してしまったそうです。 幸い、印刷はでき…

「皇室制度を考える」園部逸夫

ちょっこし風邪気味のミラーであります。 たまの皇室本。 最近、なぜか週刊誌で皇室に関する記事が目につきます。 まー、おもに女性誌などでは、皇太子妃に対する批判的な記事が目立ちます。もうちっと根本的には国民のなかに、皇位の継承や、皇室の今後の在…

「パ・リーグを生きた男 悲運の闘将 西本幸雄」

先月末、大毎、阪急、近鉄の監督を歴任された西本幸雄さんがお亡くなりになられました。 私がものごころついた頃はすでに大監督で近鉄の監督をされていました。 で、パリーグファンとして偉大な足跡をあらためて知ろうと思って借りてきた本。 西本監督という…

吉村昭「光る壁画」

たまの小説ネタ。 この小説を原作に最近テレビドラマも放送されていたので、ご存じの向きも多いかもしれません。 いわゆる胃カメラの開発の話。 胃カメラというのは、日本の某カメラメーカー(あえて名を秘す)の技術者といまはなくなってしまった東大病院分…

北杜夫「夜と霧の隅で」

ひさびさの純文学ネタ。 北杜夫さんは先月お亡くなりになってしまいました・・・・。 新聞やら、テレビでは、北さんの代表作としてどくとるまんぼうシリーズを紹介し、どちらかというとユーモア小説作家としての紹介記事が多かったような気がします・・・・…

「人間と国家 ある政治学徒の回想」

ということで、ちょっこし疲れ気味のミラーです。 来週、3日休みをとって、史上最大9連休を志しておりましたが、「大人の事情」で休みをとるのは難しい情勢です・・・・・・・・・。 海外(といっても四国方面)にいこうと思っておりましたが・・・・・。 で…

日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録

ということで大震災から早半年近くが経ちました・・・・。 今日は震災関連の本です。 この本では、地震のとき、列車がどこにいたのか、地図上にプロットされています。 多くの駅、鉄道が被災したのですが、驚くべきことに避難が早く、鉄道関係の犠牲者はなか…

マルクス数学手稿

ということで、ひさびさ数学ネタ・・・・。 まーいろいろあって、数学の勉強についてもちょっと頭うち感があります・・・。 たまたま古本屋さんで発見した本。 マルクスという人名と数学という語が結びつかなかったのですが、よんでみると勉強になります。 …

和算の歴史

ということで、夏バテかつちょっと今週はあわただしかったミラーであります。 ひさびさの数学本。 和算というと関孝和さんとかそういう偉大な先人が切りひらいてきたものです。 どうしても数学をはじめ、自然科学というと、欧米をイメージしがちですが、 日…