「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」
河北新報さんは仙台を中心として東北六県を販売エリアとするブロック紙。
この本は、このたびの震災のなかでの河北新報の活躍が描かれています。
河北新報では、沿岸部の販売店が被災したり、組版用のサーバーが転倒してしまったそうです。
幸い、印刷はできたので、組版は新潟日報さんに依頼をし、当日の号外、翌日の朝刊も発行をできたそうです。
まー、そういえば、最近、昔とくらべて電車で新聞を読んでいる人が減ったと思います。インターネットでみればええやんとという人が増えているようです。
この本にも出てきますが、震災のときは、停電で、電池の供給もとまってしまったので、ラジオもあんまり使えずという状態だったそうです。
そのなかで、避難所に新聞を配りに行くと争って読まれたそうです。あらためて新聞というメディアの底力を認識した気がします。
今後とも新聞メディアの発展を祈るものであります。