嘉納治五郎著作集

ということで今日は柔道ネタ。まー、ここでいうだに恥ずかしい事件があり、ミラーとしては「柔道とはなんぞや」「柔道家はどうあるべきか」ということを考えてみたくなったのです。(別に私は柔道をやってたわけではないが・・・)


まー、やはり、迷ったときは原点。講道館柔道の創始者たる嘉納先生の著作集を借りてきたわけです。よんでみると、まったく感銘を受けることばばかりであります。

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「俯仰天地に恥じずとは、別に何もむずかしい事をするのではない。己の良心の指示する通りにせねばならぬ事を決行し、してはならぬことを禁止し、内心中に少しの蟠屈するところや撞着矛盾するところのないようにすることをいうのである」「己自身の感情欲望に対する勇気すなわち克己がまた甚だ重要である」
上野にあるお寺さんに講道館柔道発祥の碑がたっているというので先日いってきました。上野駅から歩いたのですが、稲荷町の地下鉄の駅のすぐ近くでした。永昌寺という浄土宗さんのお寺さんです。

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嘉納先生が、ここに講道館をつくったわけです。最初は、ごく小さいものであったでしょう。しかし、その志や徳義といったものは今をはるかに上回っていることが自ずと感じ取れるような気がしました・・・・。ぜひ、多くの指導者が嘉納先生の本をよみ、発祥の碑に手をあわせることで先人の偉大さに思いを致してほしいと思ったミラーでありました。