外村大「朝鮮人強制連行」
ということで早くも泥酔しているミラーであります(いつもやんけ)
ひさびさの半島系ネタ。
まー、最近、本屋さんで見っけた本です。まー、こういった本っていえば、
「日帝支配の極悪非道」⇒「日帝打倒」みたいな流れか
さもなくんば「強制連行はうそ」といったなんか極端なものが多いような気がします。
(歴史学かどうかは別として、運動としては両者とも意味はあるのでしょうが・・・・)
まー、ひょっとしたらさふいふ本かと思って手に取ったのがこの本。
よい意味で期待を裏切るほんでありました。
外村さんとうのは、駒場で教えている人らしいです。在日の研究とかをやっているので、ひょっとしたら我が尊敬するぬれ学兄とかとは知り合いかもしりません・・・。
この本のよいところは、強制連行というのを、当時の日本の労働政策との関連でとらえている点。この本を読むと、当時の日本の労働力の需給の調整というのが、まったく効果的でなかったことがよくわかります・・・・。
外村さんは、当時の朝鮮からの労働力移入といまの外国人労働者の問題の共通性について、その異質性を踏まえつつはっきりと指摘されています。
まー、いずれにせよ勉強になる本なので、右翼も左翼にも読んでほしいほんであります。