浄土真宗本願寺派 阪神・淡路大震災の記録
いまから17年前の今日、兵庫県南部地震が午前5時46分に起こったわけです。
それによって、6000人以上の方がお亡くなりになることを初めとする阪神・淡路大震災が引き起こされたわけです。
この本は、本願寺派が被災状況、救助活動、復興についてまとめたものであります。
この本によると、本願寺派のお寺さんでは被災寺院263寺カ寺、内本堂全壊44カ寺、死者9人だったそうです。
お寺さんとしては、全国から義援金を集めたり、みずから被災するなかで、ボランティア活動をしたり、援助物資の配布、また、心のケアなどさまざまな形で活躍された様が記されています。
やはり、なんといっても、お寺というのは、地域に密着して存在するわけです。東日本大震災でもお寺さんがいろいろな活動の中心であったことはもっと紹介されてもいいような気がします・・・・。
阪神・淡路大震災や東日本大震災でなくなったかたにあらためて哀悼の意を表し、なかなか実際にボランティアにはいけないわけですが、せめて、物的にそういった活動をささえていきたいと思ったミラーであります。