浅田次郎「終わらざる夏」
ということで戦争の小説です。
戦争の小説というと、ひたすら戦争を美化するものか、ひたすら悲惨さを描くもののどちらかに偏っている気がします。
この本もいずれかだろうという先入観をもって最初は手にとりましたが、作者の浅田さんが訴えたいことはそのようなことではないようです。
あまり、召集令状を配達する人の話とか、学童疎開の話とか末端で戦争を支えた人の話がでてきます。
この本はシュムシュ島という北千島のカムチャッカのすぐ南側にある島での戦争の話です。
主人公は45歳という徴兵の最上限になってから軍隊にひっぱられた出版社員です。
特筆すべきは、この島では8月15日を過ぎてからソ連が攻めてきてそれに対して闘ったということであります。
戦争で犠牲になった多くの人のご冥福を祈りつつ今日はもう寝ます。
戦争の小説というと、ひたすら戦争を美化するものか、ひたすら悲惨さを描くもののどちらかに偏っている気がします。
この本もいずれかだろうという先入観をもって最初は手にとりましたが、作者の浅田さんが訴えたいことはそのようなことではないようです。
あまり、召集令状を配達する人の話とか、学童疎開の話とか末端で戦争を支えた人の話がでてきます。
この本はシュムシュ島という北千島のカムチャッカのすぐ南側にある島での戦争の話です。
主人公は45歳という徴兵の最上限になってから軍隊にひっぱられた出版社員です。
特筆すべきは、この島では8月15日を過ぎてからソ連が攻めてきてそれに対して闘ったということであります。
戦争で犠牲になった多くの人のご冥福を祈りつつ今日はもう寝ます。