石田穣先生「物権法」

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ということで、出版されたことは知っていましたがなかなか買う余裕のなかった本であります
ということで、アマゾンで買ったのであります。

石田先生という方は、1940年に生まれ、1971にT大学法学部助教授に就任。 
2001年に助教授として退官された方であります。
講座制とかの関係で、医学部とかならともかく、法学部で助教授のまま、30年もいる人はい
ないので、T大法学部の七不思議といわれていたのであります。
まー、他には、なぜか、論文もあんまりかかず、講義能力もあんまりない○○○氏が教授でいら
れるのとおんなじくらい不思議なことです(○○○にはお好きな名前をいれてお楽しみください
)。
まー、いろいろと大人には大人の事情があるようです。

石田先生という方は、そうとういろいろな方と論争をされた方で、先生の著書も通説とは違う
独自の説で書かれているそうです。
まー、一気に読む学力はありませんが、徐々に読んでいきたいほんです。
助教授だとか教授だとか講師だとかという地位の違いと学説の正しさは関係ないわけです。
石田先生という方は、学内政治とは無縁にひたすら学問のみを追い求めているかたなのであり
ましょう。立派なことであります。

最後にひとつ。こういった採算ベースにはのらないであろう本をちゃんと出版する信山社さま
にも拍手をおくりたいものです。