「位相のこころ」森毅先生

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といふことで、今朝いつもとおり、東京放送の朝に放送されている久保田アナウンサー、江藤アナウンサー等の出演しているニュース番組をみていたのでありました。

ニュースのなかで、森毅先生がおなくなりになったことを知ったのであります。

まー、残念ながら、森先生とは大学も世代も違い直接教えをうけることはありませんでしたが・・・・。

森先生は、旧制第三高等学校をへて1950年 東京大学理学部数学科卒業、北海道大学理学部助手を経て1957年 京都大学教養部助教授、その後、ずっと、教養部で数学を講じられ、教授になり、1991年に退官されたそうであります。

まー、こういうと怒られますが、数学者としての業績より、いろいろなエッセーとか評論としての書き手としてしられます。

高校生のころ先生の「数学の歴史」という本を読んで、数学を勉強するのはめんどいけど、こういった数学史を勉強するのは面白いかもしれないと思った記憶があります。

大学を選ぶときには、某武蔵国の大学には「科学史・科学哲学」という専攻もあって、そこに進学できる可能性もあるということを考えていましたが、3年になるころには、あたくしの成績では、法学部以外の選択肢は、ありませんでした・・・。

今から考えると数学科出身の科学史の教授はアカハラ、セクハラの権化なのでいかなくてよかったと思っておりますが・・・。

それはさておき、通常、森毅先生というとあんまり数学の本がないのですが、この本は先生のご専門の位相について書かれています。

「位相のこころ」という題名がゆかしいのであります。

やっぱり数学もこころだと思っているミラーであります。