国際法講義

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ということで、蹴球の試合をみながらの更新です。
先日新聞を読んでいたら、国際法の藤田先生がお亡くなりになったことを知りました。
先生はもともと京都大学のご出身で、紹介されている経歴によると「1977年関西大学法学部教授。1991年東京大学大学院法学政治学研究科教授。1998年神戸大学法学部教授。2000年神戸大学大学院法学研究科教授。2001年関西大学法学部教授。2004年関西大学法科大学院教授。2008年関西大学名誉教授。」とのことです。

当時、国際法国際法1部というのと2部というのがあって、公法学科の場合1部が必修、2部が選択必修でした(かすかな記憶によると国際組織法は別の独立した授業科目になっていて、駒場のとき団交でやりあった小寺教授という方が教えていた)。あんまりちゃんと授業にでた記憶はないですが、かなり教科書に忠実な授業をされる先生(教科書を読みあげているのではないかと思うこともあった)で、まじめな先生なんだろうなという印象が残っています。。
「まー、これだったら、教科書を試験の前に読めばよい」と思いつつ20数年間、ちゃんと読むことはなかったこの本。

最近問題になっている領土問題しかり、TPPの問題しかり、ちゃんと国際法について踏まえつつ議論をせんといかんと思いつつ、あらためて読み返してみたいこの本であります。あらためて、先生の学恩に感謝し、ご冥福をお祈りする次第であります。