麻生さんと「株屋」

いま麻生総理が各界の有識者を招いて意見を聞いているのである。
それ自体は悪いことではない。広く衆知を集めることは大事なことで
ある。
その中で、証券業界の有識者から話を聞いたとき、
「株屋っていうのは、信用されていない」とか「田舎では、株をやっ
ているというと眉につばをつけた目でみられる」などといったのであ
る。
だいたい、株屋というのが、昔の用語であるのである。いまは証券会
社というのが正しい。
経済を回復させるためには、とりあえず株価をなんとかせんといかん
わけである。そのために、いま空売り規制とかいろいろやっている。
もっと本質的な政策があるはずである。業界の代表者は当然そういっ
た施策を建白したはずであるが総理が、株というものにたいしてそう
いった認識では、困ったものである。
だいたい、麻生総理にそういわれてへいへいとかえってくる業界の代
表者がなさけないといえばなさけない。
わたしが、麻生総理にそういわれるとこういうであろう「株屋は政治
屋よりは信頼されている」と。