星野英一先生の想い出

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ということで、すでによっぱらいつつあるミラーであります。

一昨年お亡くなりになってしまった星野英一先生の追悼文集。

世間では、こういった追悼文については、およそ、なくなった人はすばらしい人だったと書くという事実たる慣習があるようです。ただ、この本で星野先生の人格学問が賞賛されているのは、そういった事実たる慣習とは関係ないことで、真にすばらしい人だったことは疑問のないことです。

まー、いろいろと弟子に対する愛情、その裏返しとしての学問に対する厳しさから、一部には誤解されている向きもあるようですが、たとえば、この本でもhttp://blogs.yahoo.co.jp/okudaira_higuchi/10487692.htmlといったことが紹介されています。まー、学問には厳しい方だったのでしょう。

奥様の「利益考量論と祈りの心」といった文章も収録されており、大変勉強になる本でありました。
直接教えを受けることはありませんでしたが、信濃町の会社の仕事の関係でいろいろとお願いにあがったことはありました。私のような人間にも丁寧に接してくれつつも、いただいた原稿からは、気迫が伝わってくるのを感じていました。
偉大な先生に感謝しつつ今日はもう寝ます。