「天才・菊池寛」
ひさびさの香川県シリーズ。
菊池寛先生であります。
作家としても有名ですが、文芸春秋社の創立者としても有名な先生。高松の生んだ偉人で、中央公園に銅像があります。
この本は、いろいろな人が菊池先生の思い出について書いている本。
興味をそそられたのは、菊池先生は、旧制第一高等学校を退学になってしまうのですが、その原因。同級生の佐野文夫さんという人の罪をかぶったらしいです・・・・。
佐野文夫さんというのもどっかで聞いたことがあるなと思えば、レーニンの「唯物論と経験批判論」を訳したひと。戦前の共産党さんの中央委員もつとめた人のようです。
それはさておき、菊池先生という人は、ずいぶんかわった人で、あまりみなりにもかまわなかったようですが、この本を読むと女性には持てたようです。
あやかりたいミラーであります。