「運命の人」

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ひさびさの更新になってしまいました。
今日ニュースをみていると、作家の山崎豊子さんが、亡くなったそうです。
白い巨塔とか、不毛地帯とか映画やテレビドラマにもなっている有名な作家の方です。

ミラーは昔からすきで、高校時代からずっと愛読しておりました。

割と最近でた本では、この「運命の人」。例の「ひそかに情を通じ」出」有名な某新聞

記者の事件をもとに、メディアの役割や、日米外交のあり方、沖縄問題などいろいろと

考えさせられる本です。

山崎さんの小説の特徴として主人公の生き方がある種の鮮烈さがあることがあります。
魅力的な主人公が多いのですが、私が一番、共感できる生き方をしているのは、JAL

問題を書いた「沈まぬ太陽」の恩地さん。モデルとなっている人に組合関係の集会で話

しを聞いたことがありますが、立派な人でした。

あらためて、自分もまっすぐに生きていこうと思うと同時に、山崎豊子さんのご冥福を

謹んでお祈りするしだいであります。