デフレとの闘い

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ということで、たまの経済ネタ。
先日、新たな日本銀行総裁が任命されたました。
某Z務省のOBの人らしいです。
まー、いろいろと、官僚OBとか学者が候補として取りざたされました。
結局、総裁にも副総裁にもなりませんでしたが、岩田一政教授という方が候補に挙がっていました。(今度副総裁になった岩田規久男氏とは別の人)。

どこかで聞いた名前だと思っていたら、昔駒場で経済学を教えていた先生でした・・・。
当時、駒場の教官では、近経は岩田先生、マル経は杉浦克己先生でした。
当然のことながら、私は、近経の授業など取るはずはありませんから、一度も授業には出たことがありませんでした・・・。

03~08年に日銀副総裁を務められ、そのころ、量的緩和の解除をしたことで知られます。今回もそれがあだになって、反対があったようです・・・。
でも、いっていることは、「外債ばんばん買おうぜ」みたいなことだったらしく、岩田一政氏が総裁になると株価が13000円を超えるともいわれていました・・・・・。

この本を読むと、日銀の金融政策には、いろいろ複雑なメカニズムが絡み合い、単純に是非を論じられないということがよくわかります。

黒田新総裁には健全な経済政策を望みつつ今日はもう寝ます。