「担保物権法」石田穣先生

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ということで、一度石田先生の物権法を紹介したのですが、担保物権法も昨年でていました。
ちょっと買うのをためらっておりましたが、先日購入。

なんと、10500円もしてしまいます・・・・。まー、個人で買う人はよほどのファンだけでしょう。

なかみは、まー、ようするに石田ワールドが全面展開していてファンにはこたえられない本となっております。

日本の民法の勉強にもなりますが、スイスやフランスの民法についても詳しくなれるでしょう。

索引が充実していてスイス法やフランス法やドイツ法の条文の索引まであります。すばらしいことです。

でシリーズとしては、物権法と担保物権法がすでに出ていて、次回配本は民法総則で、近刊となっています。債権総論、契約法、事務管理・不当利得・不法行為法、親族法、相続法が続刊という形で紹介されています。
石田先生は、すでに70歳だと思いますが、全部だすとなるとこのペースで年一冊として、5~6年かかるのではないでしょうか。債権法って改正があるのでもっと時間がかかるかもしれません。

もはや執念とでもいうべきあくなき探究心に敬意を払うとともに、ご健康で最後まで研究成果を世に問われることを祈念しております。