「日本と朝鮮の一〇〇年史」

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ということで、この本をお書きになった和田春樹先生というかたは長らく社会科学研究所の教官をされていた先生。所長もされていたそうです。

もともとの御専門はソビエト史なのですが、私が学生時代はちょうどソ連が崩壊していたころなので、いろいろと活発に研究活動を推進されていました。
立派な先生です。

先生は、右翼からはいろいろ批判されていますが、別に北朝鮮断固支持というわけではなく、市民による連帯を追求している人なのではないかと思っております。

この本でも、いろいろ史料をしらべて、満州時代の金日成についていろいろと書いております。
まー、そうすると神格化には逆行するので、必ずしも北朝鮮からは歓迎されていない部分もあるかもしれません。

まー、3・1運動に対する日本の反応とか、戦後すぐの時期における日本共産党の民族運動に関する方針などいろいろと勉強になる本です・・・・。

ということで今日はまうねます。