「面白いほどよくわかる浄土真宗」

イメージ 1

よるほー

ということで、久々の更新です。

きっかけは、先日田舎へかえったときだったのです。

通夜のとき焼香をせねばならなかったのですが、あんまり作法に詳しくないわたしは、「何回するのか」という疑問につきあたったのです。

まー、いつもは、「周りの人に合わせる」ということを常としていたのですが、今回は、最初に焼香せねばならないので、大変です。

だいたい、親戚の法事などはすべてシャープしてしまっているのでこういう目にあいます・・・。


で、少なくとも、わたしよりは、親戚の法事などに出ている弟に聞いたのです。

(小声で)「あのー、焼香って二回なん、三回なん?」

そうすると、周囲の親戚が、(たわけものを見るような非難の眼で)「1回にきまっとるがな」といったのです・・・・

どうやら、そのやり取りがお坊さんにも聞こえてしまったらしく、通夜の最後に焼香の仕方について講義を受けたのであります・・・・

浄土真宗本願寺派(いわゆる西本願寺)では、焼香は一回。軽く礼をして、つかんで、そのままくべる、そのあと合掌・・。数珠の持ち方は・・・」とお教えを受けたのです。

お坊さんが会葬の人々にいうには、「でも、みなさんは、それぞれの宗旨で定められた方法で、焼香すればよいのです」ということのようです。それを聞いて「別になんかいでもいいんだ」とちょっとほっとしたミラーですが、お坊さんはお続けになります。

「でも、ミラー家の方々は、先祖代々、本願寺派ですから、本願寺派の方法で行っていただく必要があります」とのことです。そりゃー、そうだなと思うミラー・・・。

まー、ことほど左様に、浄土真宗にはいろいろと決まりがあるようなので、ちょっと勉強するために借りてきたのがこの本。やっぱり焼香は一回と書いてあります(大谷派(いわゆる東本願寺さん)は二回らしい)。

どうやら、ご霊前とか戒名という言葉もつかってはいかんようです・・・・。
先祖の宗旨についてもちゃんと勉強せんといかんと改めて思ったミラーでありました。合掌。