「監獄ビジネス」

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ということで、刺激的なタイトルの本。

著者は、アメリカの方でアメリカの刑務所の現状について詳細に説明しています。

要するにアメリカ国においては刑務所が民間委託されているわけです。まー、刑務所の運営を委託するわけですから、警備会社とか給食会社とか、医療の会社とか、いろんな会社が関係しているわけです。
それを著者は「産獄複合体」といっているわけです。

むかし、軍産複合体ということばがあって、軍需産業と政府が一体になっているということを表していたわけです。

この本でも述べられていますが、軍というのは、戦争という社会を破壊する行為があってはじめて成り立つものですし、刑務所というのは犯罪という同じく社会を破壊する行為があってはじめて成り立つものなのです・・・。

日本でも刑務所の民間委託が結構あるようです・・・・。
残念ながら、入ったことはまだありませんが、最近では、刑務所ではなく「社会復帰促進センター」という名で昔にくらべて職業訓練を充実されるとか、いろいろ民間の区分を取り入れてやっているようです。

本当にそれでいいんでしょうか・・・。

犯罪が増えれば増えるほどもうかる民間の会社があることをどうかんがればいいのでしょうか・・・。

答えがでそうにはないので今日はもう寝ます・・・・。