「国語辞書100年」倉島長正氏

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著者の倉島さんというかたは、小学館日本国語大辞典の編集長を務められたかたです。

この本は明治以来の我が国における辞書の編纂についての歴史を書いたものであります。

辞書というのは大変なのものです。だいたい、昔はコンピュータなんていう便利なものはなかったので、大変です。

ことばを一個一個カード化したり、たいへんな苦労があったわけです。

出版社も大変だったと思うのです。だいたい辞書に誤植があってはしゃれになりません。校正だって大変な苦労だったでしょう。

戦時中に戦火から辞書の原稿を命をかけて守った編集者もいたはずです。

こういった先人たちのおかげで、辞書を使うことができることに感謝しつつ今日はもうねます。