今年3月26日、
金嬉老氏がおなくなりになりました・・・。
1968年に殺人を犯したのち温泉街にたてこもったのです。
まー、評価はわかれるところだと思います。
わたしは、結構昔は「やっぱり、民族差別が根底にあり、
金嬉老氏はそれを弾劾しようと立ち上がった」みたいな左翼側からの理解をしていたのです・・・。
その立場から書かれた本としては、「
金嬉老公判対策委員会」の本を読んだことがあります。
まー、でも違う見方もあるようです。
新聞記者の書いた本を読むと、かなり犯罪性向の強い人だという印象を受けました。
犯行にいたる要因としてたしかに警察の民族差別的な行動というのもあったようですが、そもそも的に暴力によってものごとを解決しようという発想が根底にあるような気がします・・・・。
わたしは、民族差別はいかんと思うものの
金嬉老氏を英雄視するのはどうかと思います。
まー、でも氏の投げかけた問題は重くかつ現在の問題としてとらえねばなりません。
ご冥福をお祈りします。