「資格の経済学」

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この本ってまだ紹介していなかったと思うのです。

今野浩一郎さんという人と下田健人さんという人が書いた本です。1995年に初版が出ています。
今野さんという人は労働経済のほうでは知られた存在です。よく、政府の審議会とかに出ている人という気がします。今はたしか学習院大学の教授です。

この本によると1980年代後半から資格ブームが始まり、バブル崩壊によって加速されたようです。

まー、資格をとろうとする学生が増えたとか、企業の人事政策との関係とかが実証的に研究されています・・・・。

まー、全般としては、資格をとろうという流れを企業内だけで通用する職業能力の形成から移転可能な職業能力への形成への変化みたいな感じでとらえ、肯定的にとらえている本のような気がします。

これって最近はじめて、ブックオフの100円コーナーでみっけて買いましたが、LECとかの社員は読んでおいたほうがよいような気がします(そのころは、当然読んでなかった・・・)