あー。微分積分。

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ということで、連休中はへろへろといろいろお勉強。
数学の勉強も取り入れております。

まー、ようするに、ちゃんと、微積分の基礎から学習しなおそう
ということで、問題集、参考書というよりは、教科書っぽい本を本屋で探して買ってきました。
参考書をいきなりやりはじめると定義的なことがちゃんと証明していないので、予備知識がない人にも読める教科書的な本からよんでいるのです。

駿台の清先生という人の本です。たんなる解説ではなくて、いろいろ根底的なことが書いてあって、なおかつ、大学にはいってならう微分方程式とか、発展的なことも書いてあるので、ずいぶん勉強になる書物なのです。

たとえば、自然対数の底(=e)に関しては、普通の数Ⅲ(ぼくらの世代でいうと「微分積分」)の参考書だと、なんか定義が書いてあって、式を覚えんかい。みたいな感じなのですが、この本では、なんで、こういう数字を考える必要があるかみたいなところから書いてあって、初めて、理解できたような気がします。
まー。20年前に読みたかった本です。
でも20年前にこういった本を勉強していると、まかりまちがってそのまま数学科とかへ進学してしまったかもしれません。
そうすると、いまころは、どっかの高校で数学の教員でもやっていたことでしょう・・・・。

最近大学生の読む微積分の本もいろいろ買いましたが、一番この本が面白く、かつレベルも高いような気がします。

受験参考書のほうが、大学の教科書よりもいいなんて、なんか逆説的なものを感じます・・・。