数学検定本試験!!!

ということで今日は、真理への挑戦者の祝祭、数学検定にいってまい
りました。

会場は、パシフィコ横浜。いわゆる横浜のみなとみらい地区にあるき
れいなたてものであります。
なんか、その中で数学をやるには、ちよっと近代的すぎる気がします

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しかも近くには、遊園地があり周囲には、カップルや子供連れが多く
非戦闘的な雰囲気がただよっております。

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そのなかを私としては、ひたすら、数学への集中力をたかめながら、
会場へ。

ということで、試験開始。まわりは高校生っぽい人が多いようで、一
割くらいは、明らかなおじさんがいます。あー。
準1級をうけている人はたぶん50人くらい。
1級、2級と同じ部屋なので部屋は結構広い部屋です。
ということでさっそく試験開始。

私は、今日は、2次の論述式だけの受験なので多少楽であります。
システムとしては、必須回答2問、選択5問中2問の計4問を回答し
ておおむね6割以上合格。つまり、全部で4問解いて、2問半で合格
なのであります。

先日たてた戦略にしたがい、必須でかならずでる、微積分の問題をい
きなり捨てて、その他3問を完璧にするという戦略なのです。

さー。試験が開始されてさっそく問題をチェック。
まず、必須の一問は、なんかややこしげな極限の問題。ということで
これを捨て問に・・・。
必須のあと一問は、なんか数式の証明問題。
あと選択をみると、行列、空間ベクトル、三角関数のややこしい計算

楕円、ややこしげな整数問題。の5つです。
直観で、楕円と、空間ベクトルを選ぶことに決めました。
まず、なんだかんだいっても必須の1問から。みかけはややこしそう
なのですが、展開と因数分解をへろへろとやり続けると証明できまし
た。あー。
一問できると多少気が楽に・・・。

空間ベクトルの問題を。普通に内分と面積公式を覚えていればできる
問題。ただ計算はちっと面倒。なんなくこれも完成。

ということで、次に楕円。楕円上のある特定の1点から、他の楕円上
の点への最大値を求める問題なのですが、そもそも楕円の方程式に文
字がはいっているので場合わけが必要。

図形的に考えてもできるようなきがしましたが、三角関数を使ってパ
ラーメータ表示をして、最大値を。コサインに関する二次関数になる
のですが、軸の方程式に文字がはいっているため、定義域との関係で
場合わけ・・・。こういうのは昔、数学Ⅰっていう科目で再々やった
と思う。あれってでも20年前になるんだな・・・。などと、回顧に
ふけるひまもなく、ひたすら計算。
場合によっては、なんか、ややこしい文字の入った最大値になる。
時間が30分くらいあまるが、ここで新しい問題に手をだすのではな
く、いままで解いた3問の検算に精を出す。
多少、論理の展開が乱暴なところにちゃんとコメントをふし、穴のな
い答案を仕上げる。あー。

ということで、今回は、4問中、3問完答。たぶん合格だ。計算間違
いさえなければ・・・・。

終了の合図とともに、回答用紙が集められ始める。
こういった場合、だいたい、回答用紙をカウントしたりして時間がか
かるのである。

その間を利用して、なんか、前回の成績優秀者の表彰がされたのであ
る。
むちゃくちゃ優秀な成績をとった人を財団として表彰するということ
であろう。すばらしいことだ。しかも、やっぱり、ただ賞状をいえに
 おくってくるよりは、みんなの前で表彰されたほうが、やる気にな
るというもんである。
高校生や小学生だとみゆる人も表彰されていたが、ぜひあすの日本国
の数学界をになってほしいものである。
印象的だったのは、試験がおわって、そんな表彰式があって、受験者
はみんな早く帰りたいだろうにだれも文句をいわず、ちゃんと、表彰
され人をたたえて、拍手をしていたのである。やっぱり数学好きに悪
い人はおらんと思ったのである。