数学検定再び

ということで、数学検定準1級の受験票が来たのである。
すばらしいことだ。検定は4月12日なのである。

あらかじめ今回の戦略を決めておきたい。
ようするに、前回1次はうかったので、今回は2次だけ。ようするに論述式問題である。
必須問題2問+選択式問題5問中2問を回答せねばいかんのである。
それで、合格ラインは6割。
ようするに全4問中、2問半できれば合格するという一見たいしたことのない試験なのである。

必須2問を過去問をみてみると、ひとつが数Ⅲの微積分、ひとつはベクトル、行列などの線形代数的分野が多いような気がするが回によって数列だったりいろいろのようである。

あとの選択問題は、2次曲線とか、方程式とか、いろいろなのが5問でる。

今回の目標は4問中3問なので、まず、必須の微積分の問題をあとまわしにすることにする。
たぶん、必須のもう1問はベクトルか行列なので回答できるというか得意分野。
あと二問絶対に回答できるのを選択問題5問中からさがせばよいのである。

前回は、なんか、へんな問題にはまってしまい破たんしたのである。
今回は全問しかもエレガントにとこうという野望をすてて、得意に集中することにする。
一問すてて3問集中。前回は、自分の苦手な部分積分とか置換積分の計算の練習をずっとやっていたが、結局積分の問題はできなかった。こうなったら、いっそのこと、積分の計算練習なんかやめて、2次曲線と行列の公式を公式集でいっこいっこ自分で計算しながら再確認するほうが、本質的な勉強のような気がする。

いろいろあって、ブラックショールズ方程式(という確率微分方程式)をちゃんと理解できるほど数学を勉強しないといけないこともあって(金融商品のプライシングをちゃんと原理から理解しようと思っているので・・・これも本当は上司から取得を進められている資格に関係するんだが・・・)どっかで、本格的に解析学をちゃんと勉強するので、またいずれ、微分積分は取り組むことにして、ひとまず、数学検定の合格をめざすのである。あと一週間でどれくらい勘を取り戻せるかがんばりたいのである。