授業料の保全

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090406-00000056-san-soci

へろへろと新聞を読んでいると上記のような記事を発見。
ようするに、英会話や資格の学校で、授業料をちゃんと保全しようということである。

考えれば当たり前のこと。
たとえば、
学校からすると4月以降の講座の受講料を3月にもらうと、売上ではなくて、前受金として計上される。
当たり前だが、前受金というのは負債なのである。

もしこれをなんか、学校側が別のことに使っていると、入金後、講座開始前に受講生からの解約請求が相次いだ場合に、解約に応じることができないし、破産した場合、受講生に対して返金できなくなる。
今回の上記の試みは、たいへん評価できるのである。


まー、だからどう考えたって、ちゃんと保全をし、その状況を公開するのが当然なのである。

最近も、京都の専門学校で、専門学校の土地と建物の競落人が明け渡しを求めて強制執行したというニュースが出ていた。
「わーい、4月だ、しっかり勉強しよう」と思っていたところ、いきなり、校舎が使えなくなるのである。入学生としては踏んだりけったりである。

ということで、学校の運営主体はかならず格付けを取得して(いま結構いい格付けを取得している大学もある)公表することにしたらどうだろうか。

偏差値ランキングとともに、財務のランキングも出すのである。
大学だと4年、専門学校だと2年はすくなくとも存続してもらわんといかんのである。

せっかく勉強しようという人が被害にあわないようにぜひとも対策を講じてほしいものである。

追伸。

それにしても資格の専門学校というのは、エステとおんなじレベルだというのが、この記事を読むとわかる。