金融系の資格の話

実は、わたくしは仕事でコンプライアンス担当とともに内部監査担当をしているのである。
だいたい、内部監査なんて、昔から軽視され、営業が優先するものとして扱われている会社が多いはずである。
自分としてもいろいろと社内での検査マニュアルや自主検査をいろいろとやっているが、他の会社ではどうしているのか、いろいろと気になるのである。ということで、内部監査協会というのに入れてもらおうかなと思っていろいろと調べたのである。

公認金融監査人というのがあって、なんとなく試験を受けてみようかなとも思ったが、値段をみてびっくらこいた。
受験料39000円なり。一桁間違えてるんやないかと真剣に思ったのである。

それにしても金融系の資格って、もうかるような気がするのである。
だいたい、みんな(少なくとも他の業界よりは)お金持ち。うまくいけば会社がお金を出してくれる。
それに(少なくとも他の業界よりは)お勉強がすきな人が多い。
すばらしいことである。

こういうのって、胴元が一番もうかることはいうまでもない。

そのうち、わたくしもなんかこういう団体を作ろうかなと思う。
「全日本コンプライアンスオフィサー連合会」とか、「新日本金融法務担当者連絡会」とか・・・。
一人でやるんはめんどいので、どっかの出版社とでも組めばもうかるだろうと思う。

この分野の先駆者で社団法人日本監査役協会というのがあって、実質的な創設者は事務局長の(もう退任されたかもしれないが)鈴木さんという方である。団体の名前はなんかすばらしいが、「月刊監査役」という雑誌とセミナー開催が主な事業である。民間のセミナー屋さんや出版社とやっていることはいっしょである。
たしか、この鈴木氏というのは、社団法人商事法務研究会様から独立というかスピンオフした人である。その、社団法人商事法務研究会を実質的に立ち上げた鈴木光男氏(専務理事から最後は副理事長までなったと記憶している。ちなみに監査役協会の鈴木氏と縁戚ではない)は某信濃町の社団法人の職員であったことは、案外しられていない。ようするにこの手の団体ってもうかるから、どんどんと枝分かれしていくのであろう。すばらしいことだ。
ただ、いまやなかなか、公益法人を作るのは難しい。そこでブローカーみたいなのが暗躍するのである。
あー。魑魅魍魎・・・。

まず、その前に、AFPの会費を会社に出してもらえるように(これも1万円をこえてた。たぶんぼろもうけ)してみたいと思います・・・。