ゆとり教育。

ということで本日の更新。

明日は数学検定。
最終的にみなおしをしていますが、気づいたことが。
私たちの時代には、高校でやっていた一次変換は高校の範囲ではなくなった模様。
また、中学でやっていた初等幾何でとくに円に内接する三角形、四角形などの部分は高校で扱う範囲である。
うーん。やはり、ゆとり教育でそうなっているのか。
でも、一次変換とかやらずに、大学に入って線形代数とか勉強するのって大変ではないだろうか。

筆者も経験があるが、いまの大学でやることの一番最初は高校の補習。それをかっこよくリメディアル教育という。
私の理想は「大学でやる範囲はこうだから、その前段階までできている人のみを入学させる」ということだと思う。しかし、そういっていると商売にならない。だから、へたすると大学で、中学入試よりも簡単なレベルの問題演習が必要ということになってしまう。

そんなんで単位やってええんか。
大学教育法はその第83条で「 大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。2 大学は、その目的を実現するための教育研究を行い、その成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。」としている。

来年くらい、Y谷O塚とかSA○IXとかが、大学の授業を請け負って、そのリメディアル教育を始めるようになるのではないか。いやひょっとしたらもうやっているかもしれない。

そんなことに私学助成金が使われているとしたら、税金を返してほしいと思う。