統計検定を受験してきました!!!

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ということで、秋も深まり、相変わらずへろへろと低迷している相場に連動して、活性が下がっているミラーであります。

この前、知り合いから存在を聞いて初めて知った統計検定2級なるものを受験してきました。
一般財団法人 統計質保証推進協会 統計検定センターといふところがやっているようです。
http://www.toukei-kentei.jp/
試験委員の先生の名前が書いてありますが、あんまりよく知りません(多分、立派な先生なのだがミラーが知らないだけ)。

なんか、級別がいろいろあるのですが、1級が「大学専門科目」、2級が「大学基礎科目」とあります。ことしは1級は実施されないようですが、駒場統計学の講義にわりかた出ていたミラーとしては2級がフィットすると思い、まず二級を受験・・・・。

あんまり世間で話題になっていないようなので、世間に広める意味でも紹介してきたい検定です。

受験票が来て会場をみると某T大学本郷キャンパス法文1号館22番教室。「22番? そんな教室あったっけ・・・」と思いつつ会場へ(何回もこのブログで紹介している場所なので写真略)。お茶の水経由でいったのですが、聖橋を渡って学バスに乗りました。お茶の水橋の方からも赤門とか正門を経由するバスが出ているのですが、聖橋からいくバスは学バスなのでちょっと安い(170円だった)。ただ、停留所は、龍岡門、東大病院前、東大構内(第二食堂のたてものの方)というちょっとキャンパスの奥地にあるので注意が必要です。

日曜日なので多くの観光客をしり目に教室へ・・・。

22番教室は1階なのですが、あんまり学生時代に入った記憶のない教室でした・・・・。受講者の多くない科目の試験(国法学とか)をやった部屋だと思いました・・・。

黒板に座席割が書いてなく、外の扉に「受験番号○番~○番は一番右の列・・・」みたいな紙がはってありました・・・。

受験生は多分70~80名というところか。実は最大の関心は「統計検定なんてどんな人が受けるのだろうか」と思っていたのですが、学生とみえる人が多かったようです。試験前に学生同士いろいろ楽しげに話していたので多分どっかの大学の統計学のゼミとかが集団で受験したとかがあるのでしょう・・・。
なんか楽しそうでした・・・。女子学生も多かった。

おじさんは1~2割程度。前に座っていた人も私と同年齢程度のようです。

実はこの試験、一般電卓、事務用電卓のみ持ち込み可と試験案内に書いてあったのです。私の解釈では、そうすると、関数電卓とかグラフ電卓とかパソコンとか計算尺とか、算盤とかスーパーコンピュータ京とかは持ち込めないと思ったのです。

試験開始前にふと前をみると、前の席の人が関数電卓を机の上にだしています。「ひょっとしたら関数電卓はOKだったのではないか」と思ったのですが、試験官の説明の中に「関数電卓は持ち込めません」ということばがあって、前の人はおどろきつつもかばんのなかにしまっていました(ただ気の毒なことに一般電卓はもってきてなかったらしい…計算大変だったろうな)。

問題は、ヒストグラムの解釈とか、分散とか標準偏差とか、相関係数とか、統計的検定とかそのあたりのことがわかっていれば、普通に得点できる問題。

個人的には最近、記述統計っぽい問題よりは数学っぽい問題が好きなので、モーメント母関数だどうたらとかいうのがでてくれれば うれしかったのですが・・・。

一般電卓、事務用電卓のみ持ち込み可なので、ひょっとしたら、分散とか相関係数とかの計算をどんどんさせるというコンセプトの試験(関数電卓だと一発でできるけど普通の電卓だと計算がややこしい)という危惧もあったのですが、統計の基本的な考え方を習得させる検定のようです。

せっかくなので、来年は1級でも受けてみようかと思っております。