東京国立博物館 特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」へ行ってきました。

本日は、文化の日祝日法によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とあります。飲んだくれている場合ではありません。なにか、文化をすすめる活動をせねばならぬと思ったのであります。休日といえば、家で本を読んでいるか、飲んでいるかでは文化をすすめているとはいえません。ということで、かねてから行きたかった法然親鸞展へ。
ことしは、親鸞聖人がおなくなりになって750年なわけです。その師である法然上人はその50年前におなくなりになっているので、800年が亡くなられてから経過をしています。ということで、お二人にまつわる文化財を展示する特別展なのであります。まー、やはり、これは見に行かずんばあらずと思っていたので、せっかくの文化の日なのでいってきました。
出品目録をみると、各宗派の本山をはじめ有名なお寺が所蔵する名宝がいろいろ出ているようです。
上野駅につくと、パンダ目当てなのか親子連れが多い気がします。かろやかに人ごみをすりぬけ、国立博物館へ。途中に看板が出ているのでわかりやすいです。
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博物館につくと、どうやら、高齢の方が多いようです。やはりある程度の年齢以上のかたの関心が多いようです。展示があったのは平成館というのたてもの。となりに表慶館という建物があって、100年の歴史をもつ文化財的なたてものです。(平成館のほうは写真とるのわすれた)
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中にはいると結構な人ごみ。あらかじめどうしても見たかったのが、書物、書状関係で(みんな、どうしても像とか絵伝とかそういったものの前に人だかりするので、書物、書状関係はゆっくりみれた)、とくに、東本願寺さん(出品目録には京都・東本願寺京都市烏丸七条)と東本願寺さんだけ所在地が細かく書いてあって分裂騒動の苦労がしのばれるのでありました・・・)の所蔵される教行信証坂東本とか三重の専修寺さんの所蔵される善鸞義絶状とかの実物がみれたのでありました。
10人に1人くらいの割合でわかい人もいらっしゃいました。文化の日の趣旨にあるとおり、自由と平和を愛する教えこそ、仏教でありましょうから、もっと仏教にも関心が広まることを祈念しつつ、今日はもうねます。