数学検定1級受験してきました!!!!!

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ということで久々のまともな更新。先日、賢者たちの祝祭、数学検定を受験してきたので、その報告・・・。
この前の日曜日だったのですが、報告を書く気力が失せていました・・・・。

今回の会場は、いつものパシフィコ横浜でなくて、ワークピアとかいうところ・・・(写真参照)。みなとみらい線沿線のようです。

当日は、朝ご飯を食べてしまったので、試験前にうどんを食べることなく会場へ・・・。これが失敗のもととはその時は気づきませんでした。

なんか、会場が複数あるらしく、いつも大量にいるちっこいお子さん(たぶん、6級とか、5級とか受けているのだと思います)がいず、高校生+おじさんしかいない会場でした。お子さんむけの級は別の会場なのでしょうか。親子同伴で検定を受ける人は難儀だったでしょう(そんな人あんまりいないのか?)

部屋に入ると40人入りくらいの部屋。8割くらいが大学生っぽい人で、あとは、おじさん数名。まー、わたしより高齢と見ゆる方もいました。

申込が速かったので席が一番前。気が散らなくてよい席です。前になんか変な人が座っていたりするとどうしても気が散ってしまいます。問題が配布されるまで、「この間ずっと練習していた、微分方程式の問題がでますように」と神様仏様に祈っておりました。

開始の合図とともに、ざっと問題をみます。

第一問 23^23^23の1の位を言え。

第二問 cosほにゃららを零点に持つ有理数係数多項式の中で次数が最も低くて最高次の係数が1のものを書け。

第三問 3行3列の行列ほにゃららをユニタリ行列になるように定数a,b,c,dを定める。

第四問 2次元データの共分散と相関係数

第五問 三角関数マクローリン展開

第六問 4行4列の行列(文字含む)の行列式を計算して因数分解

第七問 重積分の問題。」
夢にまで見た微分方程式の問題は影も形も見えず・・・・・・・・・。
まー、とりあえず、一問目から、23を何乗かすると、下一桁は3、9、7、1、3 と循環するので、まー、簡単にできるやんけと思ったのです。
(ところが大きく勘違いしていたことにあとできずく)

第一問目が出来たという錯誤的認識のもとに気をよくして、比較的好きな第六問目の行列式の問題へ。へろへろと変形してなんとか因数分解ができる。
次に比較的得意なマクローリン展開へ。みだれとぶ三角関数。なんとか計算がおわる。あと確実にできそうな、第七問へ。いわゆる極座標形式にする問題だったと思うのですが、積分がうまくできず(練習不足か・・・)。いちおう答えらしきものを書く。
次に、第四問へ。そもそも、この試験、1次試験=計算技能検定は電卓持ち込み不可。手で、分散の公式を思いだしながら、なんとか計算。
ここら辺で時間がなくなってきたので、
あとの問題はかなり答えを推測して書く・・・・。そもそもユニタリ行列とかうろおぼえにしか覚えてない。
7問中5問は正解しないといけないので、かなり絶望的・・・・。

実は、2次の数理技能検定というのはすでに合格しているので、1次だけで私は終了。帰りにあそびにいく気力もなく、まっすぐ帰宅・・・。

帰りの電車で問題を見直していて、
第一問って、私は、23の23乗の23乗の下一けたを答えたのだが、要するに、(23^23)^23
よくよく考えると、こういう場合指数から先に計算するような気がするので、聞かれていたのは、23の23の23乗乗つまり23^(23^23)じゃないかと思いいたる。これが正解じゃないとほぼ100%不合格確定。
あまりの悔しさに東横線の中で「あーーーーつ。」と絶叫しつつ、電車のドアにあたまをぶつけた・・・。
近くにいた小学生に見られてしまった。その親が「あの人は頭蓋骨の中身が気の毒な状態にあるひとだからあんまり近寄らないように」といった風情でこどもをつれて、遠くの席に移動・・・・。
まー、そりゃー、目を血走らせた人間が叫びながらそんなことをしていたら、誰でもそうしますわな。
今日の教訓。「真理を目指すものは常に孤独」。

次回は4月なので、リベンジするように計算練習から再開します。