証券・商品取引判例百選

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ということで、たまの法律のネタ。
判例百選というのは某Y閣さんの出しているその分野の判例を2ページにまとめて、100個選んでまとめている便利な本。ほぼ、法律の全分野にわたってあります。
学生時代から判例百選って好きでした・・・。

刑法とか、私の学生時代のサークルの大昔の先輩たちの活躍が載っているということも大きな理由でした・・・。

まー、当時は、そういった理由もあって刑法とか刑訴法とかの事件を読むのは結構楽しかった記憶があります。
まー。そういいったメジャーな分野はともかく、マイナー分野の百選はあんまり新版がでません。

ちゃんとしらべたわけではありませんが、たとえば、銀行取引判例百選とかは30年は新版が出てないし、外国法の判例百選(多くの人はみたこともないはずです)も昔はあったのですが、フランス判例百選とかは、わたしが学生時代(20年前)にはすでにでてから20年はたっていたはずです(ようするにわたしが、生まれたころ一回でてそれで終わり)。学生当時古本屋で5000円とかで売っていたのをみて、買うのをあきらめ、図書館で読んだ記憶があります。
ということで、古い判例百選が古本屋とかで売っていると、それが法外な値段でない限り反射的に買うようにしています(昔は結構コレクションがあったが、人にあげたり、勤務先においてきたりで結構散逸した・・・)。まー、最近また本を買うのがマイブームになっていて、買ってしまったのが、1968年に出た、証券・商品判例百選・・・・。これってたしか、いまから20年くらい前に新証券・商品判例百選というのが出ているのですが、私は所持していませんでした・・・・・。河本一郎先生が解合の効力の大審院判例について書いているなど時代がかったもののありますが、今日的にも勉強になる判例も多いです。まー、ただ、株券も電子化になってしまったし、デリバティブについての判例もいろいろ出ただろうし、Y閣さんには新版を出してほしいものです。

ただ、この手の本を出すのは結構大変で、執筆者が多いので(1人1判例だと100人)、一人書くのが遅い人がいるといつまでたっても本ができない。そのうち法律が変わったり、重要な判例が変更されたりして、そのままでは出せなくなる、書き直したり、あらたな判例を追加していると更に時間がかかる、また法律や判例が変更になるという不幸な出来事の連鎖が起こるわけです・・・・。

まー、無茶苦茶筆の早い人を10人くらい集めて出すしかないような気がしますが・・・。
今日は疲れたのでまう寝ます。