「葬式は、要らない」島田裕巳著

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ということで、ちょっこしよっぱらっているミラーです・・・。

島田さんとうかたは、宗教学の先生。
一時、O真理教に好意的にコメントを出していて問題になったことがありました・・・・。

この本は、いまの葬式について書いてある本です。

まー、葬式というのはやっぱり大変なわけです。しかし、なかなかなんでそれが必要かといわれると困るわけです。

島田先生は、歴史的に葬式が派手になっていくプロセスをいろいろと解き明かしています・・・。

まー、感銘を受けたのは、戒名の話。先生は、現代の戒なき僧侶が戒名を与えるのはおかしいということを指摘されています。この本のなかでは自分で戒名をつけるということも紹介されています。

先生の分析によると、昔の農村では村の有力者は院号でそれいがいは無とかそれなりに慣習的に戒名が決まっていたようです・・。しかし、都市化がすすんで、なんとなく、長いほうがありがたいということでみんな金を払って院号や院殿号のついた戒名を得るようになったようです

ミラーが思うに戒名(真宗では法名に相当する)というのは、仏の弟子としての名前なわけです。
仏の弟子としても、名前にランクがあるというのは不可思議なことです。

個人的には、極楽でもそのような名前による差別があるのであれば、そこは極楽ではもうなかろう、そんなとこには行きたくないと思ったミラーであります・・・。