写経

年度はじめでばたばたしていてちょっこしご無沙汰してしまっていました・・・。

ということで、またまた仏教関係・・・・。

きっかけは、この前田舎に帰ったときです。
数十年ぶりに兄弟一同が会した時の話であります。

まー、なにが問題といって、私を含め3人(いずれも男)とも婚姻をしていないのであります。田舎の常識では、ほかに娯楽もないので、20代前半から半ばにかけて結婚をするのが多いのですが、かなりそこをはずれてしまっています。
私は東京に住んでいるのでよいのですが、下の弟2人は、日常的に親族一同からの非難の目にさらされているようです・・・。

しかも、危険なことに最近母が、「孫の顔をみたい」などと、現世において望むべくもない観念論的な希望を口にしているようです。このままでは、攻撃が激化することが予測されます。
まー、通常の親孝行な兄弟であれば、その実現に資そうと考えるのでしょうが、ミラー家の兄弟は親不幸にできているらしく、「どうやって母の関心をそらすか」ということで議論をしました。

「兄弟牆に鬩げども、外その務を禦ぐ」というのを昔漢文の時間に習った気がしますが、そのとおり、一致結束して考えたところ「趣味を持たせて、気をそらす」

ということに結論づきました。

まー、それとなく母に聞いたところ、書道はすきなようです。
それに話をむけると、母から「写経でもしようか」という言質を引き出したのです・・・。

ということで、わたしが、道具などを調達する係になったのですが(当然、費用の3分の2をその余の者に求償する)、一般には、写経というと般若心経のようです。しかれども我が家は先祖代々、浄土真宗なので、般若心経はちと違います・・・。浄土真宗のお経等の手本はあんまりないようです・・・。まー、そもそも、浄土真宗は他力本願なので、行として写経をするというのはないようです。

さがしたところ、正信偈(厳密にいうと経ではないけど、それはおいておく)の手本と用紙を売っている印刷屋さんを発見。
なんか、うすく文字が印刷されていて、なぞればできるような紙です・・・。

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さそくに注文しました・・・。

本願寺出版から正信偈を書いてみようみたいの本も出ています・・・。
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まー、修行ではなく、正信偈にしたしむという意味で書き写すということのようです。

まー、なんか、時間があれば自分でも何枚か書いてみようと思っております。