カンニング事件続き 2

ということで昨日の続き。今回次に驚いたのは、「入試問題ってなんか、ぴぴっと誰かに聞いて答えるものなのか」ということです。

まー。忖度するに、今の若者にとっては、入試についても自分のしっていることを書けばよい、「情報」を知っているかどうかを聞かれていると試験について認識しているいうことなのでしょうか・・・。
私の時代は(少なくとも私は)、入試というのは、単に情報量の多さを問うのではなく、各科目の基本となる考え方を会得しているかどうか、を問うているものだったと思います・・・。

だから、単に知識をカンニングしようと思ったことはありませんでした。なにがでるか絞り込めるものでもないし・・・。

たとえば、歴史というものは、年号を覚えるものではなく、その背後にある歴史の流れ、もうちっというと法則性といったもをつかみ取る科目だと思います。

インターネットで得られない、単なる「情報」ではないものがそこにあるはずです・・・。

もし、そこが理解できていないのであれば、高校教育というのはたんなる知識のつめこみになっているのでしょう。

今回の予備校生は、山形ではそれなりの進学校を出ているようです。学問する姿勢を教えられなかった高校と予備校こそ第一に批判されなければならないと思うのは私だけでしょうか・・・。