「大相撲賭博問題」

ということで、あまり大きいさわぎになっているようなので、一度コメントせずんばと思っておりました。

まー、賭博というのはれっきとした犯罪なのであります。

力士といえども刑法は守らねばなりません。

よくないことであるのはいうまでもありません。

しかし、一部には、擁護論もあるようです。
「ちっとのばくちくらいはいいんじゃないか」ということをいっている市議会議員も一部にはいるようです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100623-OYT1T00248.htm

まー、今回の問題は、とばくもさることながら、暴力団との関係です。

江戸時代ならさることながら、この時代の暴力団というのは、ほんとに暴力団なのです。仁義もなにもない人々なのです。

むかしの仁侠の世界は堅気には迷惑をかけないというルールがあったそうです。しかし、いまの暴力団はそうではありません。

やっぱりそれはよくないわけです。

いにしえ、弟が暴力団員だという理由で、我が国を代表する歌手が年末にある放送局が主催する歌番組に出演できなかったことがありました・・。

しかし、その放送局では大相撲を毎回中継しているのであれば、それは均衡を失するような気がします。

まー、いろいろと相撲協会を批判する根拠の一つとして、日本相撲協会は財団法人たる公益法人であり、いろいろと税制上優遇をうけているということがあります。

しばらく前に、理事長の給料を倍にしたとか、理事長に資金を融資したというだけで、事業仕分けの事前調査にひっかかり、解散せざるをえなくなった法人がありました。社団法人民事法情報センターでありました。

それに比して、相撲協会はどうなのでしょうか。民主党事業仕分けなるものがいかにいいかげんなものかがよくわかるわけであります。