事業仕分け雑感・・・・。

古人曰く「隗より始めよ」と。

これは、給料を増やす場合ではなく減る場合も同断であろう。

たしかに、独立行政法人の中には冗費を用いている法人もなしとはしないであろう。

しかし、一国民としてつらつらかんがみるに仕分け人なっている人たちこそまず仕分けをされるべきなのである。

そもそも2010年には、民主党なる政党に172億9700万円もの国費が政党交付金として交付されているのである。
いったいどのような使い方をしてるのか、公開の場で調査すべきであろう。

そもそも、国会議員の歳費は、月額130万1000円とのことである。
まー、その他の手当を除いて考えても、一人年間1600万弱。
それが100人いれば、16億円である。

このままでは4年間、歳費のむだである議員も生き延びてしまうのである。
なんか、国民の直接請求によって議会を解散するような道も必要だと思うのはわたしだけだろうか・・・・。

役人も役人である。変ないいわけなどせずに、自分たちのやっていることの必要性を断固として主張すべきである。
役人というのは、別に国会議員の手下ではないのである。国民のための公務員なのである。

なにはさておきなっとくできないのは、日本語能力試験についての予算の削減・・・。日本語を世界に広めるというのは大変重要で、100年とか200年とかたったら、メリットが享受できるはずである。

文化を広めようと思えば、まずは語学。ビジネスだって海外としやすくなるはずなのに、ごく局所的な、短期的な結論だと思う。

だいたい、文化に関することというのは、採算なんて合わないのは当然。
もし、平安時代事業仕分けがあったら、遣唐使なんてなかったわけである。
空海だって阿倍仲麻呂だって吉備真備だって活躍しなかったのである。 我が国の文化はもっと野蛮な段階にとどまっていたはずである。

おそらく他の分野においてもそうなのである。だいたい採算があわないから国でやっているわけなので、そこに効率性とかいわれても困るのである。