「公安検察」

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例の、朝鮮総連本部ビル事件でつかまった元公安調査庁長官の緒方さんという方が書かれています。

まー、おっしゃりたいことは、朝鮮総連本部ビル事件は、正当な経済活動で、当時の安倍政権の意を受けた検察の暴走であり、自分はあやしい不動産屋に騙されいたということのようです・・・・。

緒方さん自身は、検察の中でも公安部に属した期間が長く、東アジア反日武装戦線のときの取り調べのときの話とかいろいろ興味深い話がでています・・・。

でも、総連本部ビル事件ってたしか、被害者である総連としては別に被害を主張していない変な事件なのです・・・。

まー、まったくの善意だったという緒方さんの主張もほんまかいなと思うのですが、検察がいっているように、ファンドを組成して緒方氏が本部の建物をだまし取ったというのはかならずしも事実ではないような気がしました。

まー、緒方さんも怪しい不動産屋なんかとつきあわなければ問題なかったのでしょうが・・・。君子危うきに近寄らずということを実感する一冊です。