「サーバントリーダーシップ」

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ということで早い時間からの更新ですが、実は、本日は夜会社の歓迎会があるので仕方がないわけです・・・・。前回の会社の忘年会では、意識を失って大変だったのですが、今回は、あまり泥酔しない予定です・・・・。

ということであらためてこの本を見てみましょう・・・・。

金井先生という方は神大(関西では、これは神戸大をさす、一部神奈川の局地および関東の陸上の長距離では神奈川大学をさす。ここでは前者)と池田さんという資生堂の相談役の方の本です。


実は、この池田さんという方は高松出身なのです。
まー、多分まじめで優秀な方だと思うのですが、高松高校時代にキリスト教に目覚め、東京神学大学神学部に入学されたのです・・・。立派なことです。まー、私などは宗教に目覚めることもなく、ましては、神学を学ぼうなどと考えたこともないわけです。池田先輩の高潔な人格がうかがえます。

まー、神学大学ですから牧師さんになる人が多いのでしょうが、池田さんは、資生堂さんに入社されるのです。そこではおもに秘書室で仕事をされたそうですが、なんといつのまに社長になるわけです・・・。

通常、メーカーの社長といえば、営業とか人事労務とか、企画とか製造とかそういった畑のひとがなるものだと思いますが、珍しいのではないでしょうか・・・。

まー、この池田さんの提唱されているのが「サーバントリーダーシップ」なわけです。ようするに、「俺についてこい」ではなくて、「使命感をもって社員を下から支える」ということのようです。
この本を読んでなるほどなと思ったのは、「ギブアンドテイク」ではなくて、最近は「テイクアンドギブ」ないし「テイクアンドテイク」になっていることを池田さんは悟られ自分は「ギブアンドギブ」に徹せられたそうです・・・。

たしかに「与えてまず与えられる」わけです。かくありたいものであります。