はんこと苗字

ということで、先日、家の火災保険を全労済に変えようと思い、引き落とし口座をいつも使っている新生銀行さんの口座を届け出たら「新生銀行からはひきおとし出来ないからほかの口座にしてくんなまし」というお手紙が・・・。
実は、ほかに、旧協和銀行四谷支店の口座をもっているのですが、そのころ使っていたはんこが分からず、しかも、その当時口座を開設していたい支店がなくなっており、どっか遠くの支店に統合されてしまっています・・・・。

念のため、りそなのコールセンターに電話したら「新宿支店まで来ていただければ・・・」みたいな話です。そんなめんどいことはできません・・・。

しょうがなく会社の近所にある郵便局で口座を作ったのです。まー、身分証明書などを呈示し、まったく平和に先週の火曜日に口座がひらけたのです・・・・。去年たしか全銀協の通達で、「反社会的勢力ではない」ということを口座を開くときに確約を申込者にしてもらい、それに反すると銀行側から解約できるみたいなのがあって、最近は銀行では預金規定もそうなっているようですが、ゆうちょでは別に「反社会的勢力ですか」と確認されることなく口座開設ができました・・・・。まー、かたぎに見えるということでしょう(ほんとにかたぎだけど)。すばらしいことです。

で、本来ならそれで終わってめでたしなのですが、今日、平和に仕事をしていると、郵便局から電話が・・・・。

郵便局「あのー。この前口座のお申し込みをしてもらった件で確認したいことがあるんですが」
みらー(なんか記入間違いがあったのかとあせる)「なんでっしゃろ」(なぜか関西弁)
郵「あの、○○○原(みらーの本名)の「原」っていう漢字のことなんですけど・・・」
み(?????)「いや、普通の「原」ですけど」(ひょっとしたら「腹」なんだろうか・・・。いくら腹がでてもそれで名字がかわるなんて・・・)
郵「いやー、上に「点」がありますか・・・・。はんこの印影をみるとないようですし、申込書にも点がないんですけど・・・」
み(?????)「点ってなんですか・・・」

ようするに、普通の字は「原」なのですが、ミラーの申込書のサインもはんこも「がんだれ(Γみたいな部首)+日+小」になっていたそうなのです・・・・。要するに中身の「白」が「日」になっているわけです。たしかにいつもそう書いているかも・・・。
でも昔からそう書いていた記憶があります・・・・。

それで確認しました、
み「そもそも、その点がない漢字ってあるんですか」
郵「いやー、そういう字もあるみたいなんですよ」
み「その字で通帳って作れるんですか・・・」
郵「いやー、基本的に身分証明書どおりなんで保険証の字通りになります・・・」

とのこと、「じゃー。記入間違いなんで、「原」でいいです」とお願いして一件落着・・・。

でも郵便局が確認してくるからには、その点のない「原」(パソコンでは出ず)の名字の人もいるようです・・・

それって、戸籍法上はどうなってるんでしょうか・・・・。
んで、仕事もそっちのけで戸籍についていっぱい本を出している日本加除出版様の「新版 わかりやすい一表式 誤字俗字・正字一覧 戸籍の氏又は名の記載・記録に用いる文字」
を発見・・・・。
さっそく取り寄せることにしました。

続きはまたいずれ・・・。