「近代職業会計人史」

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ということで古本屋でめっけた本。
まー、きっかけは国会のホームページで
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/156/yousi/yo1560499.htm

という請願を発見したのです。
わたしの素朴な従前の理解では、戦前、計理士という会計専門家がいて、戦後、公認会計士になったという理解だったのですが、かならずしもそうではなく、会計士に移行するための試験もあったようですが、計理士の中で多くの人は、計理士のままで、名称のみは独占されているものの、監査とかの業務はできないままだそうです・・・。

まー、でも昭和23年に会計士制度が施行されてから新規に計理士への登録というのはできなかったと思いますので、どうかんがえても、生きていらっしゃるかたも80歳代後半以上だと思います・・・・。

この本は、そのあたりの事情も踏まえ、会計士、計理士などの歴史について詳述している本で、一読にあたいします・・・・。

でも普通に考えると、いかに戦前の資格でも既得権をみとめるだろうになぜ、戦後そんなことになってしまったのでしょうか・・。
アメリカとしては経済民主化のために、アメリ風の会計士制度を一から構築しようとしていたのだろうと推測しております。