「予習という病」

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ということで最近話題の本。著者は日能研の方です。

なんか予習はいかんとうのが、日能研の主張のようです。

ようするに、予習ばかりしていると想定していない事態に対応できなくなり、対応できないことは環境が悪いと思ってしまうようになるということらしいです。

たしかに、塾としては、あんまり予習してこられると授業がやりにくくなるという事情はあるようです。
でも、ほんとに予習は悪なのかとは思います・・・。

日能研いわく、「予習して変に理解するよりは授業をちゃんと聞いたほうがよい」ということでしょうが、それって予習する対象の教材の完成度によると思います・・・。

ちょっと賢い学生なら低い完成度の講義を聴くよりは、できのよい教材を自習したほうが効果的だと思いますが・・・。

まーでもおもうのは、教育の場合、なにをもって効果というのは難しいような気がします。

講義でなにいっとるかわからん教員がいたとして、たしかに講義の中身はわかりませんが「社会にはこんな人もおる」ということが分かるという意味では勉強になるということもあるんではないでしょうか・・・

つかれたのでもうねます。