「ソビエト法概論」藤田勇先生ほか

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ということでこの前、ソ連についてちょっと書きました・・・。

今回はソビエト法の教科書です・・・・。
20世紀の末にソ連が崩壊したのです。
で、私が入学したのは1991年ですので、そのころはソ連というと悪みたいな感じだったのです。
いまでも記憶にありますが、私が入学するころは「ソビエト法」という科目があったのです。私が卒業するころには「ロシア・旧ソ連法」という名前に変わっていたのです。

同じやんけと思う人もいるかもしれませんがロシアというのは地域の名称です。旧ソ連というのは一時期あった国家の名前です・・。
しかし、ソビエトということばは地理とか歴史を超えた概念なのです・・・。資本主義の後にくる政治的な権力として普遍的な概念なわけです。

だからソビエト法というとそれこそ、中国だろうがベトナムだろうが社会主義一般について研究対象になるのですが、ロシア・旧ソ連法というと一部の歴史的、地理的範囲に限定されてしまうのです。
なにより情けないのは、社会主義というのを歴史的、地理的に限定するということなのです・・・。

まー、ソビエト法の旗を守る学者がいてもいいとおもっているミラーであります。