「済州島」泉靖一先生

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まー、ということで韓国の文化についてもいろいろ触れたいと思っているミラーなのです・・・。

あたくしにとって韓国のなかでいってみたいのが済州島なのです。

なんか石のお地蔵さんみたいなのがいっぱいある島のようです・・・。

でもいろいろ調べてみると、朝鮮戦争時には多くの島民が内戦で命をおとした悲しい歴史もあるようです・・・。

ということで、ちゃんと済州島の歴史を勉強しようと思って借りてきた本・・・。

著者の泉先生は、東文研の教授で、専門は人類学の先生です。
だから、また歴史学者とは違った観点で記述があって勉強になりました。

この本では、いろいろ済州島に関するフィールドワークの結果や歴史についても取り上げられていてそれはそれで勉強になるのですが、一番勉強になるのは、東京のX地区の在日社会についてフィールドワークをされている部分です。

まー、地図とかをみるとこのX地区というのはどう考えても三河島周辺なのですが、それはおいといて消費生活とか、教育とか宗教生活とかいろいろなことが実に丹念に書いてあります。
しかも、性格を調べるためにロールシャッハテストまでされているのです・・・。

まー、人類学というとどっか遠い島に行くみたいなイメージがあったのですが、まー、わが隣国に対する研究もあったようです。

まー、どうも済州島から日本に来られた方はいろいろ苦労されたようです。その苦労に思いをはせつつ今日は、もう寝ます・・・。