「無限と連続」

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ひさかたぶりなり数学ネタ。

この前アマゾンで買って、今日から読み始めた本です。
遠山啓先生というと東京工業大学教授を務められるかたわら、水道方式という算数、数学の教育法を体系化され、数学教育の改革活動にも挺身された立派なかたであります。

この本の最初に書いてあるのは、「無限」についてなのです。カントールの議論を紹介し、まー、ようするに「無限を数える」ということをされているようです。

以前、他の数学の本で、カントールの話は読んだことがあるのですが、さっぱりわかりませんでした・・・。

この本を読んではじめて、わかったような気がします・・・・。

数学というと難しいみたいなイメージが強いのですが、こういった立派な先生が解説するとほんとはわかりやすくなにより楽しいものであることがわかります。

まー、思うに普通の数学の入門書って「俺は数学の専門家にある」という硬い決意をもった人を相手にしているわけです。

まー、スポーツでいうと、「ちょっと運動不足気味だからジムでもいこうかな」と思ってジムにいった人に対して「おらー、毎日10キロはしらんかい」ということをすると、みんな運動嫌いになってしまうのです。

ということで、数学は楽しいということをあらためて確認した一冊でありました・・・。