建国記念の日

ということで今日は建国記念の日なのです。

祝日法国民の祝日に関する法律)という法律があって通常の祝日は、何月何日と決まっているのですが、建国記念の日だけは「政令で定める日」となっているわけです。で、政令によって2月11日になっているわけです。

制定の経緯についてはあまり詳らかにしらないのですが、多分、当時の野党からいろいろ反発があって国会を通すときは2月11日ということを銘記しないということになったのではないかと推測しております。

2月11日というのは神武天皇が即位した日らしいのです。昔でいう紀元節なわけです。

まー、できたころはいろいろと議論があったようです。あんまり、2月11日の合理性についての議論を最近目にしないということは国民の間に広く定着してきたということでしょうか・・・・。

まー、内閣でもそういった話にはなっていないようです。下記の祝日法を読めばわかるように政令を変えれば、建国記念の日というのは2月11日でなくすことができるわけです。
8月15日(敗戦の日)でもいいし、4月28日(サンフランシスコ講和条約)でもいいし・・・内閣が変えることができるわけです。

今の内閣には旧社会党時代から紀元節に反対していた人もいるわけです。

なんの疑問も矛盾も感じていないのでしょうか・・・。


●●●国民の祝日に関する法律●●●
(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号)

第二条  「国民の祝日」を次のように定める。

建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。