「東大合格生のノートは必ず美しい」

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まー、タイトルに思わずつっこみを入れたくなる本。
ほんとかよと思います。
ノートが美しいことが東大合格の必要条件だと主張してい
るわけです。

まー、命題としての真偽は対偶命題の真偽と一致するので
対偶命題をとるとよくわかります。このタイトルをもち
っと論理的にすると「東大合格生→ノートをきれいにとる」
ということです。
対偶は「ノートをきれいに取らない→東大合格生ではない」
ということなのです。
いくらなんでもこれはなかろうと思います。
でも世間の多くの人は、東大合格生のノートなるものをみ
たことがないわけです。

そうすると「さもありなんと思ってしまうのです」。
しかし、私の経験からいうと、ノートが汚くても東大にう
かっている人はいくらでもいるし、そもそも私はノートな
んてあんまりとってなかったのです。
「聞いたことは一発ですぐ覚える」ということを理想とし
ていたのです。そういう人は結構多いはずです。
まー、しかし、だんだんと記憶力が日々衰えているので、
ノートやメモをとることも増えました。

この本はそういったときに役立つノートの取り方といった
本であります。まー、「わかりよいノートの取り方」とし
ては良い本であります。