「最低賃金で一か月暮らしてみました。」

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ということで、最賃の本。
最低賃金というのは、賃金の最低基準を法律で定め、それ
に違反すると罰則をかしている制度であります。
最低賃金法という法律できまっています。
東京都の地域別最低賃金は一時間791円。
1日8時間働くとして6328円。月22日労働するとし
て139216円。そういった会社には、週休2日なんて
ないだろうから26日労働するとしても164528円。
家族持ちだと住宅扶助なんかをいれると生活保護水準以下
になります・・・(くれぐれもいっておきますが、生活保
護水準が高いわけではない)。

まー、もうちっとひき上げても良いと思うです。

まー、多くの人はおれは関係ないと思うかもしれませんが、
たとえば、月20万円しかもらえなくて、管理職だから無制
限に働けみたいなことをいわれている流通だとか飲食だとか
の店長だと最低賃金を下回る事例もあります。

そういったことをなくしていかない限り、正社員の賃金もど
んどん切り下げられていくわけです・・・・。

こういった部分に資本主義の根本的矛盾というのが集約的に
表れるわけです。
こういった本をきっかけにしてたんに「強欲な会社の社長が
悪い」ということから「それを許容している制度あるいは、
それをせざるをえない経済システムが悪い」というふうに、
思う人が増えてほしいものであります。

今日はつかれたのでもうねます。