どうなった消費者庁

最近とっくりと聞かないのである。
もし消費者庁ができれば、消費生活アドバイザーとか消費生活専門相談員とか消費生活コンサルタントとか、よく違いのわからない資格も消費者庁様に統一されて、わかりよくなるはずである。
だいたい、縦割り行政で、どこの担当かわからないこともわかりやすくなる。

たとえば、農林水産省も、いままであまり注力できなかった消費者行政がきりはなされれば、いままで以上に生産者側の観点からの農林水産の振興に注力できハッピーなのである。

ところが、国会の審議はとくにすすんでいないらしい。
だいたい、国会議員としてもこれを推進しても別に票にならんのではないかという危惧もある。
霞が関も自分の所管事項を他に譲るのは抵抗があるようだ。

いろんな業界でも反対しているところがある。

まー。やってみんとわからんのである。
福田首相がぶちあげた構想だからみんなしらんということかもしらんが、その後どうなったのかをちゃんとマスコミを通じて説明をしてほしいものである。