タクシー。

ということで、今日は、会社の決算発表だったのであります。
昔のように、決算短信を作って、記者クラブに投げ込みして終わりと
いうわけではなく、ちゃんと、インターネットの適時開示をしないと
いけないのです。しかもそれが毎度毎度複雑になり、やれ、PDF化
だとか、XBRL化だとか、どんどん作るデータがめんどくなるわけ
です。まー、しかし、健全な市場の発展と思って、とりくんでいるわ
けです。

しかし、物理的に紙を配布するというのも決してなくなっていないわ
けです。

最近は、「経費削減」のトレンドなのですが、荷物は多く、しかも今
日は、大風なので、上司がタクシー代を支出してくれたのです。あり
がたいことです。

渋谷に所在する会社の前でタクシーをひらい、「兜町の東京証券取引
所まで」というと、「そっちのほうはいったことがないのでわからな
いんですよね」といわれたのである。
たとえば、これが、「葛飾区の小菅までいってください」いうのであ
れば、わからなくてもしかたがない。でも東証というのは、日本の資
本主義の総本山ではないか。いやしくも、首都のタクシー乗務員たる
もの総本山は知っていてほしかったのである。

ちゃんと試験はあるんだろうが、主要なところにはいけるような試験
をやってほしいのである。