年金報国隊

ということで、最近、ニュースで年金のことが取り上げられることが
減少しているのである。しかし、報道によると事態はあまり改善され
ていない。

ある報道によると、100歳を超えた方にたいして、「1年かかる」
と返答しているらしいのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000031-sph-soci
この年金はその方が汗水たらしてはたらいた中から納付したものであ
る。

人として、なんとか元気なうちにお支払したいものである。遅れたこ
とをわび、いままでのその方の労働、そして年金の納付にたいして感
謝をしたいのである。それが人の道、長幼の序というものである。
しかるに、そういった人を一年もまたすというのがいまの現状である

別に社会保険庁も、ちゃんとやっていないわけではないと思う。いま
までの不備がつもり重なって、事務処理が大きく滞留しているのであ
る。
ここで、社会保険庁は、外部に委託して、たとえばコールセンターな
どは、専門の会社に委託しているようである。できれば、今後は、事
務処理も外部に委託してどんどん、人手を増やして、早く支給が済む
ようにしてほしいのである。

しかし、問題がある。なまじ変な人に外注すると大変だ。たとえば、
書類の記入一つにとっても、意味がわからない人からすると、ただの
数字の記入だ。しかし、意味のわかる人からする「これによって年金
支給額が変わってくるのだな」とおもうからミスも少なくなるし、能
率も上がるはずだ。電話相談にしても、年金制度はきわめて複雑なの
で、変に誤解して、本来年金をもらえる人にももらえないと回答して
しまう危険性がある。年金の特例とか、経過措置というのはそれほど
複雑だ。現に、社会保険庁で、年金受給資格がないといわれた人が、
あとで年金をもらう資格があることになった例もあるのである。

ようするに事務処理をする人も、電話で回答する人も高い知識と、専
門性、なにより、暮らしの糧である年金を正当な受給資格者に正確に
届けようという、経国済民の志が必要なのである。

そのような知識、専門性、志をもった人が社会保険労務士ではないだ
ろうか。ぜひとも、年金報国隊を社会保険労務士は組織し、社会保険
庁の事務処理をすることが大切である。また、たとい、年金特別便が
きても、お体の具合で、相談に実際きていない高齢者の方もいるはず
だ、旗をかかげて、お年寄りのところを巡回して相談にあたることも
必要だ。

私も登録したあかつきには頑張りたいと思う。ということで今日は、
国民年金の勉強をしてねます。

昨日恵方巻を食べたのであります。
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